25th
橋下、逃げる
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「面従腹背」どこまで許す? 市職員アンケ、心の自由は
2012年2月24日03時00分
橋下徹・大阪市長の職員攻撃が激しくなる一方だ。「思想調査だ」と批判が相次いだ全職員アンケートに続き、幹部職員の庁内メールを極秘に調査していたことも明らかになった。
橋下氏は23日、「思想調査なんて、やるつもりはまったくない」と報道陣に言った。「市民の信頼を取り戻すため」と一連の調査の目的を強調し、「法律の範囲内でやれるギリギリの調査を徹底し、実態解明する」との決意を示した。
しかし、業務命令として調査を強いられ、組合活動や選挙活動を聞かれる職員たちはどんな気持ちでいるのか。思想・良心の自由を保障する憲法に触れることはないのだろうか。
■「典型的な踏み絵」
アンケートは、労働組合や選挙運動に参加したかを中心に、個人的な活動を明かすよう求める。しかも実名で、正確に答えないと処分することもあるとして、回答を強制する。
「典型的な『踏み絵』ですね」と高見勝利・上智大教授(憲法)は言う。「憲法19条が禁じているのはまさに『踏み絵』なんです」
19条には「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」とある。近代社会では、個人が心の中でどんな考えを持とうが尊重される。だから内心を告白 するよう強制してはならないのがルールだ。江戸幕府が踏み絵でキリスト教徒をあぶり出したことを考えれば、どれほどの意味を持つか、想像できるだろう。
橋下氏は23日、思想・良心の自由は「たいへん重要な価値」としたうえで、アンケートは「思想・良心(の自由)に反しない内容になっている」と述べ、問題はないと強調した。(後略)
http://digital.asahi.com/articles/OSK201202230231.html
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職員メール調査の内容、橋下市長は把握せず
大阪市が市職員の業務用メールの内容を極秘調査していた問題で、橋下徹市長は23日、調査目的について「僕自身は(職員労働)組合と市役所組織の政治活 動の問題の解明と思っていたが、野村(修也特別)顧問からは市幹部の服務規律の問題ですと報告があった」と述べ、調査内容を把握していなかったことを明ら かにした。報道陣の取材に答えた。
調査を担当している市特別顧問の野村弁護士は22日、朝日新聞の取材に、調査は「業務用メールを私用に使っている管理職がいるとの内部通報を受けた実態 調査」と説明。一方、橋下氏は同じ日に「市役所の組合、政治活動の問題を徹底調査することが市民の求めだ」と語っていた。
しかし、橋下氏は23日になって「ない(調査内容を)先に聞いていなかったことへの批判があるかもしれないが、調査を野村氏に委ねているとしか言えない」と 釈明。全職員対象のアンケートについても「思想調査をやるつもりもないし、そんな変態趣味は僕にはない」と述べた。(***)